【ヨガ哲学】ヤマ・ニヤマ タパス(苦行・自制)の実践で自信をつける方法

生き方を学ぶヨガ哲学

・ヨガ哲学のタパスって何?
・タパスの実践って何をすればいいの?

・タパスの実践でどんな効果があるの?

・ストイックに何かに取り組むことがタパスなの?

 今回は、ヨガ八支則「ヤマニヤマ」の一つタパス=苦行について解説します。

 ヨガにはポーズを取るだけではなく生き方を学ぶヨガ哲学があります。タパス(苦行)とは、「ヤマニヤマ」10個教え中の、「ニヤマ=行った方がいい事」の一つです。今回はタパス(苦行)の解釈と実践方法、メリットについてわかりやすく解説したいと思います。

\\ヨガ八支則ヤマ・ニヤマについてはこちらの記事をご参照ください//

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【ヤマニヤマ】タパス(苦行・自制)とは?

タパスの概要

タパス=苦行・自制

 タパスとは、「ニヤマ=行った方がいいこと」の4番目の教えです。日本語では「苦行・自制」と訳されます。タパスには「熱」・「焼くこと」という意味があり、ヨガスートラには下記のように記されています。

ヨーガスートラには

浄化の行為タパス(の実践)を通じ、不純性が消滅し、肉体と感覚器官に超自然能力が生じる

と記載されています。(ヨガスートラ2章43節)

 とても難解な言葉ですが、簡単に言えば目標や目的のために自分との約束を守り、自分をコントロールすることです。日本語に「熱心」という言葉がありますが、熱い気持ちを持って取り組むことで「不純性=迷いや不安・必要ない悪習慣など」がなくなり、心と身体が鍛えられ必要な能力を身に着けられることです。

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タパス=苦行の解釈

 「タパス=苦行」と日本語に訳されていることから、自分を追い込んで、限界まで無理をさせたり苦難を強いることと勘違いされることが多い教えです。

×タパス=自分自身を傷つける行為はNG!

 ここではっきりとお伝えしたいのは下記です。

タパス=自分を傷つける行為ではない

 例えばタパスと聞いて、「断食」や「滝に打たれる」などの修行を思い浮かべる人も多いと思います。実際に「誰とも話さない修行」「灼熱の太陽の下で過ごす修行」「水の中で過ごす修行」などを行っている人もいます。

 「今どきそんな苦行をするの?怖い…やばい宗教みたい…」と私も最初は思いました。

 しかし、ヨガの八支則の1番目には「アヒムサ(非暴力)」という教えがあり、自分への暴力も禁止されています。ヤマニヤマには10個の教えがありますが、その大前提として「非暴力」が徹底されなければなりません。

 実際に先ほどの「誰とも話さない」とか「滝に打たれる」などの行為は、行為そのものに意味はなく、この行為を通じて自分の意志の強さを鍛えることが目的なのです。

 つまり、自分自身の身体や心を傷つける事は決してタパスではありません。

◎タパス=自分との約束を守る

 では、苦行とはどのような解釈なのでしょうか?それは

自分との約束を守ること です。

 自分で決めたことのはずなのに、つい誘惑に負けたりサボってしまったり…誰でも経験があります。今日だけお休みしよう、一口だけなら…のはずが、いつの間にかそのまま辞めてしまったことはありませんか?

 友達や仕事などの約束より、自分自身との約束を守ることが一番難しく大変な事は、みなさんご存じではないでしょうか?

 これこそが、タパスが苦行・自制と解釈されている理由なのです。

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【ヤマニヤマ】タパスの実践NG集!チェックしてみよう!

 では、実際にタパス(苦行)の実践が出来ているかをチェックしてみましょう。

よくある!タパスの実践NG集
  • ダイエットのためにお菓子を辞めると決めたのに、また今日も手を出した
  • 毎日健康のためにヨガすると決めたのに、もう1週間もサボっている
  • スキルアップのために勉強すると決めたのに、本を買ったまま開いていない
  • 何の目標もなくただダラダラと生活している
  • なりたい自分はあるけれど、努力はしたくない

 理想の自分の姿があるのに何も努力をしない状態や、具体的に決めたことを守れない状態は、タパスの実践が出来ていません。自分には甘くなりがちですが、そんな時こそ自問自答してみましょう。

【ヤマニヤマ】タパス(苦行・自制)の実践方法と注意点

 では次に、具体的にタパスを実践する方法と注意点をご紹介します。

タパス(苦行・自制)の実践方法

タパスの実践は3SETPが必要です。

タパスの実践方法
  1. 自分の在り方・目標・目的を見つける
  2. 具体的な計画を立てる
  3. 自分との約束を守る

①自分の在り方・目標・目的を見つける

 タパス実践の第一歩は、自分なりの目標や目的を明確にすることです。

 「医者になりたい」とか「登山家になりたい」など人生をかけた壮大な目標の人もいれば、「健康的な生活を送りたい」とか「穏やかな毎日を送りたい」など抽象的な自分の在り方のようなものでもOKです。

②具体的な計画を立てる

 自分の目標や目的が決まったら、その為にすべきことを考えます。ここで大切なのは、具体性です。

 単に「勉強する」ではなく、「毎朝6時から1時間勉強時間を確保する」とか1冊の本を7月までに学び終えたいから「1週間に1章終えるようにする」など出来るだけ具体的な計画を立てましょう。 

  • 夜8時以降の食事は辞める(でも金曜日はOK)
  • 毎朝10分だけ早起きをする
  • 週2回ジョギングに行く
  • 毎日筋トレをする

③自分との約束を守る

 最終的なタパスの実践は、自分との約束を守ることです。

 ほとんどの人が目の前のことをコツコツと続け進めていく大変さは経験済みだと思います。様々な誘惑、色々とやらない理由と自分自身が戦っている状態はまさに苦行であり、自制している状態と言えます。タパスが「苦行・自制」と言われている理由は、この継続の大変さにあると思います。

タパス実践の注意点と秘訣【ヤマニヤマ全体との関係性】

 このように苦行・自制と言われるタパスの実践に成功するためには、他のヤマニヤマとの関係がとても重要になります。ヤマニヤマの10個の教え全ての実践により、長期的なタパスの実践が可能になります。

タパスの実践とヤマニヤマとの関係

タパスとサティア(正直)との関係

 タパスの第一歩である目標や目的を決める際に、自分に正直になることが大切です。誰かに決められた目標や、人の目を気にして決定した目的では続けることはできません。心からなりたい自分をイメージしましょう。

 ヨガ哲学「サティア(正直)」についてはこちら
 →【ヤマニヤマ】サティア(正直)で夢が実現する実践方法と理由|初心者向けヨガ哲学

 

タパスとアヒムサ(非暴力)との関係性

 アヒムサ(非暴力)とは、他者だけでなく自分に対しても徹底されるものです。タパスの実践では、非暴力との関係はとても重要です。
 腕立て伏せが1回も出来ないのに毎日50回の目標を立てれば、それは自分への暴力となります。体調不良なども同様に、タパスの実践が自分への暴力にならないかを常に考える必要があります。

 アヒムサ(非暴力)についてはこちら
 →【ヨガ哲学】ヤマニヤマ アヒムサー(非暴力)の教えとは?ヨガをする人が穏やかな秘密

タパスとアパリグラハ(不貪)との関係性

 アパリグラハ(不貪)とは欲張らない事です。あれもこれもと欲張ってしまえば、結果的に全く何も続かない結果になりかねません。

 アパリグラハ(不貪)についてはこちら
 →【ヨガ哲学】ヤマニヤマ・アパリグラハ(不貪)の実践で夢や目標をかなえる方法

【ヤマニヤマ】タパス(苦行・自制)実践のメリット

 ヨガスートラではタパスの実践で「不純性が消滅し、肉体と感覚器官に超自然能力が生じる」効果があると言われています。具体的にどんな効果があるのかわかりやすく解説します。

タパス実践のメリット
  • 精神力が鍛えられる
  • 自分に自信が持てる

精神力が鍛えられる

 タパスの実践で一番鍛えられるのは「精神力」です。ヨガスートラにも記載があるように「不純物が消え肉体と感覚器官に超自然能力が生まれる」とあります。

 例えば、「夜8時以降は食べない」と決めていたのにTVのラーメン特集を見て無性に食べたくなるなんてこと多いですよね!視覚からの情報が心を動かし、行動も変えてしまうのです。

 タパスの実践では、自己をコントロールすることで誘惑(=不純物)に負けない精神力を鍛えるメリットがあります。

自信が持てるようになる

 タパス実践のもう一つのメリットは、自分に自信が持てることです。

 自分との約束を守ることが出来ると自分への信頼感が高まります。今日も筋トレが出来た、今日もヨガが出来たという成功体験の積み重ねが「自信」に繋がるのです。何もしていなのに自信がある人は、単なる自意識過剰の状態です。

 小さな達成感が、ステップアップしていけば大きな成功へと繋がります。2段飛ばし、3段飛ばしで達成出来たことはラッキーかもしれませんが、自信が伴わない場合もあります。

 自分に自信が持てない人は是非、タパスの実践を試してみて下さい。今の自分に出来ることを続けることで、思った以上に自信が付きますよ!

【まとめ】ヤマニヤマ タパス(苦行・自制)の実践で自分も周りも前向きに!

 今回は、ヨガ八支則「ヤマニヤマ」の一つタパス(苦行)について解説しました。

タパスの実践方法
  1. 自分の在り方・目標・目的を見つける
  2. 具体的な計画を立てる
  3. 自分との約束を守る
タパス実践のメリット
タパス実践のメリット
  • 精神力が鍛えられる
  • 自分に自信が持てる

 私は現在、RYT200に挑戦中です。最初は、この年齢になって大丈夫かな・・周りは若い人ばかりじゃないのかな?とか、今の仕事や家事などと両立できるかな・・と不安が沢山ありました。でも、実際始めてみると、学びはとても楽しくて、毎回通うのが楽しみになっていました。さらに不安だった仕事や家事も、逆にはかどるようになり、おろそかになるどころかとか、時間があった時よりも上手く出来るようになっていました。

 さらに、そんな私をみて、主人が「前向きに楽しそうにスクールに通っているmiwaを見ていたら、自分も迷っていた仕事の資格、取ろうと思う」と言ったのです。とても驚きました。

 何かに夢中になって挑戦している姿って、自分にもいい影響を与えるし、さらには周りの人を前向きにする力もあるんだなと実感しました。これもタパスの効果の一つだと思います。

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〇「やさしく学ぶヨガ哲学シリーズ」の著者
〇アンダーザライトの講師

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