プロフィール【ヨガと出会って変わったこと】

名前:miwa
年齢:1978年生
性別:女性
住所:中部地方
生態:会社員、ヨギーニ、ブロガー、ヨガインストラクター資格保持、全米ヨガアライアンスの生徒、主婦として生きています。

ヨガと出会う前の私

「当たり前」「常識」「普通」そんな言葉で自分を縛って30年以上を生きてきました。
 人からの評価が自分の価値だと思い、何とか褒められたい・いい人と思われたい・素敵な人だと思われたいと考え、どうしたら人からの評価が上がるのかを行動の判断基準にしてきました。もちろん人によってその評価基準が変わるので、相手によって自分を変えて、「目の前にいるこの人は、きっとこんな私がいいのだろうな、こうしたらきっとこの人は私の事素敵な人って思ってくれるだろう」(もちろん全て私の妄想で、その人が実際に思っていたかどうかはわからないのですが)という人物像を演じていました。

 そんな日々が長く続くとだんだん自分が好きな色や食べ物、やりたいことなどがだんだんわからなくなってきました。誰かから誘われたら「もしも断ったらひどい人と思われてしまう」と無理をして、でも「いつも暇な人と思われたくない」と忙しいふりをしたり、、。カメレオンのように自分がコロコロと変わっていたと思います。そのうち、自分が今食べたい物さえわからなくなっていました。自分の心を無視すると、心は無口になります。

 しかし、自分でも知らない間に心が無理をしているので、いつも満たされない気持ち、思い通りにならないモヤモヤ感はあるので、いつも小さなことでイライラしていました。
 「自分はこんなに無理して頑張っているのになんで私ばっかり貧乏くじをひいているんだろう」
 「なんで私はこんなにも運が悪いのだろう」
そして
 「あの人はいいな」
 「私なんて何をしてもだめだ」
と全て周りの環境のせいにして、落ち込み辛い気持ちを持っていたと思います。
 生きているのはなんでこんなに辛くて大変なんだろうと本気で思っていました。生きていくのは辛いことなんだから、私はきっと前世でものすごく悪いことをしたら今こんな不幸な人生を生きていかなければいけないんだ。と今から思うとかなり自分勝手な悟りのようなものまで開いていました。(歪みまくっているのですが)
 しかし、実生活では何とかバランスを保つことに必死になり、その心の悲鳴も「そんなはずはない」と無視することを続け、ますます自分がわからなくなり、イライラや何か足りない気持ちは増えるばかりで、本当に悪循環でした。

ヨガを始めた不純な動機

 そんな私がヨガを始めたのは、
「ヨガしてるってなんだか素敵じゃない?おしゃれだし。誰かに話したらすごいね~って言ってもらえそう」
 という、またしても周りの目を気にしての行動でした。もちろんそんな気持ちでやっているので、ヨガ中も頭の中は雑念だらけです。いつもポーズを取りながら、「私上手かな?」「あの人よりはできている」「あの人より私は出来ない」と周りと比べてばかりでした。ただ、そんな雑念だらけの私でさえ、ヨガを終えた後は何となく体がすっきりとして心地いい身体を味わうことが出来ていました。それがあったから、1か月に3~4回であっても続けることが出来ていたのだと思います。

まさかの病気「亜急性壊死性リンパ節炎」を発症

 そんな時、通っていたスタジオのスケジュールが変更になってしまいほぼヨガに通えなくなってしまいました。次第に自分の気持ちもヨガから離れてしまい、そのまま半年くらいが過ぎました。ちょうど同時期に、仕事が忙しすぎてストレスから病気になってしまいました。「亜急性壊死性リンパ節炎」という病気で、リンパが腫れて熱が出て下がって、またリンパが腫れて熱が出て・・・を半年間程、何度も繰り返す病気で、命に別状はないもののその間は「いつ熱が出るんだろう・・また寝込むのか・・」とモヤモヤとした生活を送っていました。いつ熱が出るかわからないので予定も立てられず首にリンパを見つけると、「またか。なんで私ばかり。。。」と落ち込んでいました。
 幼い頃から風邪以外の病気にほとんどなったことがなかったので、私にとっては健康が当たり前と思い、身体を大事に扱うことも、向き合うこともしていませんでした。ただ、この病気にかかってからは、
「健康は当たり前ではない、自分の身体を労わらないと」
と感じ、それまで約1年位離れていたヨガの先生に思い切って連絡をし、再度ヨガを始めることにしました。

再び ヨガとの出会い ヨガの効果を実感

 それまで「ヨガをしてるなんておしゃれかも」というかなり不純な動機で通っていた私が、本当に自分の体と向き合うためにヨガを始めたがこの時だったと思います。動機や目的が違うとこんなにもヨガとの向き合い方が変わるのですね。自分でも驚きました。
 体調不良をきっかけに、仕事もそれまでとは働き方を変え「時短」での勤務を始めることにしました。
 それを機に、朝ヨガを始めることを決意。それまで8時半頃まで寝ていた私が、朝6時に起床し朝ヨガを始めたのです。
 半年で成果がでました。それは私にしか分からないような本当に小さなことです。

「前向きになった」こと。

 ヨガを行うことで、それまで知らずに抱えていた身体の不調(肩こり・姿勢の悪さ・便秘など)が(その時はまだ実感はしていませんでしたが)少しずつ改善したからか、気持ちが少し軽くなったことを感じました。今考えると身体と心は繋がっているからごく自然な事ですが、その時はそれには気が付いていませんでした。そのまま続けると、
「そういえば最近肩こり気にならなくなったな」
「毎年風邪で熱が出ていたけど、今年は風邪も引かなかった」
と実際に体の変化も感じ始めました。
 それからです。私は「ヨガをもっと知りたい、学びたい」と思うようになり、いろいろな本や雑誌を読みました。ヨガを真剣に初めて半年から1年の間に起こった自分の中の変化が、ヨガ哲学を学ぶことで、「なるほど」と実感でき、一本の線として繋がったのです。

ヨガを広めていきたい 私とヨガ

 そんな自分の経験から、ヨガをもっと広めていけたらいいなと感じ、全米ヨガアライアンスに挑戦し、ブログも始めることにしました。
 現在は、本当にヨガが日常の一部となっています。「あれもヨガ、これもヨガ」と感じることが本当にたくさんあり、1日1日学びながら過ごせることに感謝のできる毎日を送ることが出来ています。気持ちも、以前のように被害妄想や人の目ばかりを気にする自分が、少しずつ変わってきています。完全に変わることはまだ出来きていませんが、「あ!今、私、人の目を気にしてしてる」と気が付くことが多くなって、立ち止まれるようになってきました。自分の気持ちにも少しだけ気が付くようになって、無口な私の心が少しづつ話すようになってきました。
 世の中には、同じように辛い気持ちを抱えている人がいるかもしれない、そんな人に「ヨガ」という選択肢を選んでもらえたら嬉しいなと思いこのブログを始めました。全て同じように行うことも、同じ結果を出すことも難しいとは思います。しかし、このブログを読んで、「そんな効果あるんだな」と出来ることだけでも始めたり、「ちょっとヨガの体験レッスンにでも行ってみようかな」というきっかけになったら、とても嬉しいです。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

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