こんにちは。miwaです。
ヨガのポーズの中で1番苦手だったものはバランスのポーズです。人生最初のヨガのレッスンで、全く出来なかったことは今でも忘れられません。
確かキャットスプリットでしたが、足を浮かすことが出来ても、床から手を放すとフラフラして、結局手を床から離すことが出来ませんでした。周りの方々が普通に出来ていることに驚いた記憶があります。
そんな私も、今では得意とまでは言いませんが、苦手意識はなくなりました。
今日は、私が気を付けているポイントご紹介したいと思います。
ヨガ・バランスのポーズとは?
ヨガのバランスのポーズには、こんなものがあります。
木のポーズ
ダンサー
戦士のポーズⅢ
正直バランスは難しいですよね。ぐらぐらしてポーズどころではないって方もいらっしゃると思います。しかも、何に注意してどうやったら出来るようになるのか分かりにくいので、苦手意識を持っている方は多いと思います。私もそうでした。
ヨガ・バランスポーズに入る前のポイント
まずは、土台から見直してみましょう。重要なのは2つ。「足裏」と「骨盤」です。
〇足裏
まず立つ時、足裏の3点(親指の付け根 小指の付け根 かかとの中央)でしっかりと床を捉えることが出来ていますか?実はこれがとても重要です。
一度10本の足指を全て床から放して立ってみると、足裏の3点で立つという事がよくわかるかと思います。それから指を小指側から順番に床につけていくと、ただ「立つ」という行為も、恐らくいつもとは全く異なる感覚があると思います。どんなポーズであってもまずは「土台=マットに触れているところ」の安定が重要です。
〇骨盤
足裏3点でしっかりと床を押すことが出来たら、次は骨盤の向きを確認しましょう。床に対して骨盤は平行に保たれているでしょうか?骨盤が前後左右に傾いてしまうと、身体が安定しなくなります。骨盤を起こして床と平行になるように意識してみましょう。
この2つを見直すだけで立つ時の安定感が変わってくるはずです。
まずはポーズに入る前の立ち姿勢を安定させてから、ポーズに入ります。
ヨガ・バランスのポーズをとる時の注意点
●足裏3点と骨盤を意識
まずは片足になった段階で、再度しっかりと足裏の3点でマットを押してみてください。そうすると押し返す力がマットから伝わってくると思います。その力を足の内側を通して、骨盤まで届けていくイメージを持ってみましょう。骨盤が自然と起きてきて、床と平行に保つことが出来ると思います。
木のポーズやダンサーなど、片足のまま体を動かすことになっても、足裏3点と骨盤を意識することで、身体の軸がブレにくくなり、安定していくと思います。
●目線を一点集中
特に体を動かす際、例えば手を動かしたりする時は、身体を動かすことによりバランスを崩しやすくなります。その際、目線を動かしてしまうとさらに崩れやすくなります。ご自身の好きなところに視点を定めたら、一点集中して動かさないことで体も安定します。
●体幹を使う
立っている際に重要なのは足の力だけに頼るのではなく、お腹に力を入れて体を安定させることです。手や足をバランスのポーズ中に動かす際も、体幹を使って体の内側から安定させるとぶブレが少なくなります。
●グラグラすることを恐れない
グラグラしてしまうと、「それはダメだ」という意識が働いて、余計に揺れてしまった経験はありませんか?でも実はグラグラするのは、そうやって揺れながら自分の中心軸を探している状態なのです。その揺れに身体を預けてみてください。そしてグラグラしたときこそ、足裏、目線、体幹を確認してみると、だんだんと自分の軸が見つかってきますよ。
私も最初はバランスが苦手で、なんでこんなポーズがヨガにあるんだろうと思っていました。でも、今ではバランスのポーズは自分自身との対話にとても大切な時間となっています。時々で、全くブレない日もあれば、足を何回もついてしまうほど出来ない日もあります。何度も、身体を自分で観察して出来るようになる日もあります。そうやって自分自身の状態を知る一つの方法となっています。
バランス感覚を鍛えて健康的な日常生活を
普段の生活の中で、バランス感覚を意識することは少ないと思います。私自身、ヨガを始めるまで自分の平衡感覚について考えたこともなかったですし、昔に比べて取りにくくなっていることにも気が付きませんでした。初めて受けたヨガで、私こんなにバランスが取れなくなっていたんだなと気が付いたのです。
日常生活においても、片足立ちなどの平衡感覚の向上は怪我の予防にも役立ちます。
また近年ではバランス感覚と脳には大きな関わりがあることがわかってきているそうで、平衡感覚が悪い人は認知症になるリスクが高いという研究結果もあるそうです。(怖)
不安な方は、一度片足立ちが20秒位キープできるかトライしてみてください。
気が付いた今がチャンスです。是非バランスのポーズ練習してみてください。
だんだんと出来るようになってきますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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