
・身体が硬くてもヨガが出来るか不安…
・ヨガで身体が柔らかくなるの?
・ヨガをどのくらいの期間やれば柔らかくなる?
身体が硬くてもヨガが出来るか不安、身体が硬い為にヨガを始めることを躊躇していますか?
当記事を書いている私は、ヨガ歴10年以上でインストラクターの資格も取得しています。そんな私がよく聞かれるのが、冒頭の「身体がとにかく硬いんだけどヨガって出来るの?」と言う質問です。
そこで当記事では、身体が硬くてもヨガが出来る、むしろ身体が硬い人の方がヨガが向いている理由をお伝えします。
身体が硬い人こそヨガが向いている事実が判明

結論をお話しすると、身体が硬い人でもヨガはできます。むしろ、身体の硬い人の方がヨガが向いています。さらに言えば、ヨガインストラクターは、身体が硬い人がなった方が成功すると思っています。
身体が硬い人にヨガが向いている理由
その理由は次の2点です。
ヨガの効果を実感しやすいので、継続する人が多い
正しいポーズの取り方が身につく
正直、初めてヨガをする人は身体が硬い方が良いです。
身体が柔らかい人は、比較的難しいポーズも柔軟性を活かして完成させることができます。一見良いことのように思いますが、実は、ヨガはポーズを完成させることが目的ではありません。そのポーズを取る過程で、重心のかけ方や筋肉の使い方などを学んでいくのです。身体の柔らかい人は柔軟性だけに頼ってポーズを取っていることが多く、実際には筋肉を使えず鍛えられません。
一方、身体の硬い人はしっかりと必要な筋肉を使ってポーズを取っていく為、筋力を鍛えることができます。そのため、「ヨガをして痩せた」「身体が引き締まった」など効果を実感しやすいです。

私は身体が柔らかい方で、柔軟性に頼ってポーズを取っていたタイプです。ポーズが取れているので出来ていると勘違いしていました。インストラクターの養成講座に通った際に、担当の講師から身体が使えていないことを指摘されて始めて気が付きました。その後意識をしてポーズを取るようになってから、それまで苦手だったバランスのポーズなど体幹を使うポーズが一気に上達しました。 身体の使い方って本当に大事です。
柔らかくなったと実感しやすい
さらに元々身体が硬い人の方が身体が柔らかくなったと実感しやすいものです。前屈で手が全く床に着かない人が、指先が床に着いた!など、「出来た」がより見える形で現れるので、モチベーションに繋がります。
つまり、元々身体が硬い人の方が、正しく筋力が使え身体が引き締まり、柔軟性も目に見えてアップするので、ヨガの効果を感じやすいのです。効果が出ると、継続するモチベーションになる為、さらに効果が出る…という良い循環となりやすいのです。これが、身体が硬い方がヨガに向いている理由です。

ヨガインストラクターは身体の硬い人が成功する理由は、硬い人の気持ちがわかるからです。
レッスンに来るお客様は、身体が硬くて悩んでいる人も多くいらっしゃいます。元々身体が硬いインストラクターは、どこが辛いのかがわかり生徒さんに寄り添えることができます。また、ポーズの段階を踏んできた経験があり、目の前の生徒さんに的確なアドバイスが出来るからです。
尋常じゃなく身体が硬い人でもヨガは安心

とは言え、
◎身体が硬すぎて絶対レッスンに着いていけない!
◎そもそも床に足を伸ばして座れない、安楽座が出来ないのにポーズが取れるの?
なんて不安に思う方もいるかもしれません。
確かに、ものすごく身体が硬いって悩んでいる人がヨガを始めるって勇気が要りますよね。
でも大丈夫、次を読めば安心できますよ。
ポーズを取ることがヨガではない
ヨガと言うと、 ネットや雑誌に載っている映える写真のようなポーズを取ることを想像しがちですよね(私もそう思っていました)。でも、実際には少し違っていて、ポーズを取る過程がとても大切なのです。1つのポーズが完成形になるまでには多くの段階があり、その段階を踏んでポーズを取っていきます。自分が出来る段階でキープすればOKなのです。呼吸を通じて、その段階ごとの身体の変化を感じることがヨガの魅力です。
通常初心者向けのクラスでは、SNS映えするような最終段階のポーズをいきなりレッスンに入れることはありません。また、一般のスタジオで完成形ポーズが出来る人はほとんどいませんので安心してください。
ポーズのキープが難しい時は、ポーズから離れてお休みをしても問題ありません。ヨガにはチャイルドポーズというお休みのポーズもありますよ。
私自身10年以上ヨガをしていますが、いつもは3段階だけど、今日は2段階目しかできない時もあるし、今日は4段階目にチャレンジ出来た!という時もあります。私にとってヨガは、自分の身体の状態を確認するバロメーターの役割となっています!





ヨガはポーズを競い合う競技ではない
ヨガは身体の柔らかさやポーズのきれいさを競う合う競技ではありません。もともとヨガとは人生を生きやすくするための方法で、ポーズを取ることはその手段の一つです。その教えの中に「人と比べない」という教えがあります。その考え方がベースになっているので、スタジオなどで他の人と比べられることはもちろんありません!!
ヨガは自分自身と向き合う為のもので、周りの参加者もレッスン中は自分に集中しています。なので、どんなに身体が硬くても安心して初められます!
初心者も男性も安心!ヨガでみるみる身体が柔らかくなる方法

より早く身体の柔軟性を高めるには、ちょっとした意識や身体の使い方で大きくその効果が変わります。ここではそのちょっとしたコツをご紹介しますので是非参考にしてください。
柔軟性を高めるコツ
①緩める意識を持とう
身体が硬い人は、つい反動をつけてグイグイと伸ばしがち。でも実はこのやり方はNGです!身体が硬いのは身体の防御反応で、筋肉に不要な力が入りすぎている状態なのです。まずは「緩める」意識を持ちましょう。
具体的なやり方はこちら
②呼吸を味方につける
柔軟性を高めるのにヨガが効果的と言われるのは、呼吸と共に動く点です。無理をしているかどうかは呼吸で判断できます。身体に余計な力が入っているときは、無意識の内に呼吸が浅くなったり止まったりしています。
身体の柔軟性を高めるには、ポーズ中の呼吸を意識して深く心地の良い呼吸が続けられるところでポーズをキープしてみましょう。不思議ですが、呼吸が深まってくるとポーズもだんだんと深まっていきます。
③短時間でも毎日続ける
60分のヨガを週1回よりも、1日10分のヨガを毎日続けた方が効果的です。身体の柔軟性は、期間が空くほど元に戻ってしまいます。毎日が難しい時は2日に1回でもOKです。短時間でも回数を増やして、身体が元に戻るのを防ぎましょう!
④ 身体が柔らかくなりやすいヨガをする
出来るだけ身体が柔らかくなりやすいヨガを選ぶこともおススメです。
柔軟性の効果の高いヨガはホットヨガです。一般的にお風呂上りは身体が柔らかくストレッチの効果が高いと言われていますが、それは身体が温まっているからです。ホットヨガは、高温多湿の中でヨガを行うので身体が柔らかくなりやすいです。
身体が硬い人は、ストレスが原因となっている場合もあります。日常のストレスから身体が常に緊張状態となっているからです。その為、リラックスヨガやリストラティブヨガなど、身体だけでなく心の緊張もほぐれてくると、身体も柔らかく変化しますよ!
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ホットヨガのカルドがおすすめです。
身体が硬い人必見!ヨガで身体が柔らかくなるまでの期間


そして気になるのが、ヨガで身体が柔らかくなるまでの期間ですよね。
正直ヨガをやる頻度や内容にもよりますし、個人差も大きいです。週3回以上ヨガを続けていると概ね3か月目くらいから身体が柔らかくなったと実感できる人が多いです。
逆に週1回やそれ以上間が空いてしまうと、どれだけ1回のレッスン時間が長くても身体は元に戻ってしまい、効果が感じにくくなります。


実際私と同じクラスの男性初心者の方は、一番最初のレッスンでは立位の前屈でも手が脛辺りまでしか届きませんでした。でも3カ月くらいで床に手が届くようになっていらっしゃいました!
私自身も毎日朝ヨガを続けたら、4カ月過ぎ頃にずっと出来なかった前後開脚が出来るようになりました。
個人差がありますが、3カ月ほど継続すると効果を実感できますよ。
身体が硬い人がヨガをするメリット3選
皆さん、身体が硬いより柔らかい方がいいというのは何となくご存じだと思います。では具体的に柔軟性が高くなるとどんなメリットがあるのでしょうか?
ここでは体が硬い人がヨガをすることで柔らかくなるメリットを大きく3つご紹介します。
身体が柔らかくなると、筋肉に弾力が出来、血流が良くなります。その結果、辛い肩こりやむくみ・冷え性などが改善すると言われています。
また筋肉には体内の老廃物を流すポンプの役割があります。身体が柔らかくなるとこのポンプ機能が活性化し、基礎代謝がアップします。基礎代謝が上がると、食べても太りにくい身体となりダイエット効果も期待できます。
関節の可動域も広がるので、怪我の予防にも繋がります。
【まとめ】体が硬い人こそヨガが向いている|身体がみるみる柔らかくなるヨガのやり方
今回は、身体が硬い人こそヨガが向いている事実についてご案内しました。身体が硬いと感じているヨガの初心者や男性の方でも、ヨガは安心して始められるのでお勧めです。
特に下記3点について意識を持ってヨガをすると、身体がみるみる柔らかく変わっていきます。是非お試しくださいね。



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