今回は「ダウンドッグで手が滑ってポーズがキープできない」とお悩みの時に試していただきたいことをご紹介します。ダウンドッグは沢山の効果が期待できるヨガではとても有名なポーズですが、その分「出来ない」とお悩みの方が多いのも事実です。
ダウンドッグとは?
ダウンドッグとは下を向いた犬のポーズと呼ばれ、全身を万遍なくダイナミックに使うことができる万能ポーズともいわれます。上手くポーズが取れるようになると、全身が伸びて気持ち良く感じられるポーズです。
日本語 | 下を向いた犬のポーズ |
サンスクリット語 | アド ムカ シュヴァーナ アーサナ |
英語 | Downward-Facing Dog |
ダウンドッグで手が滑る時の原因
考えられる原因
ダウンドッグで手が滑ってポーズがキープ出来ない原因には、まずマットのグリップ力が弱く滑りやすいことが考えられます。その他にもポーズ中に上手く手が使えていないことも考えられます。
- 手が使えていない
- 肘の過伸展
- マットのグリップ力が弱い→マットについてはこちらを参照ください
チェックしてみよう
一度、ダウンドッグを取っているご自身の体を写真を撮るなどして客観的に見てみてください。下記のようになっていませんか?
- 指と指の間が狭い又はくっついてない?
- 指がマットから浮いていない?
- 手の向きが内側または外側に向いていない?
- 肘が突っ張り棒のようになっていない?
- 身体が前のめりになっていない?
ダウンドッグで手が滑る時の対処法
手の使い方を確認しよう
ダウンドッグで手が滑ってしまう時には、両手の使い方を見直してみるのが効果的です!下記4点の確認をしてみましょう!
- 手の平の形
- 手の向き
- 母指球を使う
- 手を押す方向を確認
CHECK①手の平の形
ダウンドッグでマットに手を置く際には、両手はパーに開き、指と指の間に空間ができるようにセットしてください。
CHECK②手の向き
ダウンドッグを取っている際、両手の中指または人差し指が真っすぐ正面を向くようにセットしましょう。指同士が向かい合ったり、逆に指が外に向いて「ハの字」になってしまわないように、手を着く位置を確認してください。
CHECK③母指球を使う
ダウンドッグを取る際には小指側に体重が乗ってしまうことがあるので、親指の母指球でしっかりとマットを捉えるように意識を持ちましょう。
また、親指だけでなく10本の指の付け根と指の腹でまんべんなくマットを押すようにしましょう。
CHECK④手を押す方向を確認
手でマットを押す際は、斜め前に押しがちですが、マットを真下へ押すよう意識をしましょう。
重心のかけ方を確認しよう
ダウンドッグで手が滑る際には、重心のかけ方にも注意しましょう。身体が前のめりになって、重心が手にかかってしまうと滑りやすい場合があります。踵がマットに着かない場合でも、踵重心を意識するだけでポーズが安定していきます。
ヨガのポーズを学べるおススメの本はこちら
1つ1つのポーズの取り方を細かくわかりやすく解説されています。初心者の方にもおすすめです。
ダウンドッグで手が滑る時のお助けグッズとは
それでも手が滑ってポーズがキープできない時は、マットやラグなどを利用してみるのもおススメです。特にヨガマットはマットによってグリップ力が大きく異なるので一度お試しください。
おすすめヨガマット
滑りにくいと話題のヨガマットは、mandukaのマットです。一生モノのマットとも言われ、グリップ力に優れています。私もmandukaのヨガマットを愛用していますが、初めてmandukaに変えた時には、自分のポーズが上手くなったのではないかと思うほど安定してポーズを取ることができました。ダウンドッグで手が滑るという悩みもかなり解消できると思います。
おすすめヨガラグ
ヨガラグは持ち運びも便利で、スタジオのヨガマットの上にさっと引くだけで使えるので、滑りにくいうえに、衛生的にもおススメです。
ダウンドッグを安定して快適に取ろう
ダウンドッグで手が滑ることが解消されると、きっと今よりももっとポーズに集中でき、心地よさを感じられると思います。ダウンドッグは身体の変化やその効果を感じやすいポーズの一つです。毎日ヨガを続けることでだんだんと出来るようになっていきますので、そんな変化を楽しみながら続けて頂けたら嬉しいです。
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