こんにちは。ヨガインストラクターのmiwaです。ヨガの呼吸法を学んでいくと、呼吸を通して自分自身をコントロールできるようになります。
今回は安定した心を育てる事に効果的と言われる「クンバカ呼吸」についてご紹介したいと思います。
【ヨガの呼吸法】クンバガ呼吸って?
クンバカってもしかしたら初めて聞く方も多いのではないでしょうか?クンバカとは息を止める呼吸法の事を言います。

息を止めるのに呼吸?ん??
息をするの?止めるの??
ちょっと謎なんですけど・・・??

ですよね~(笑)
でも呼吸って「吸う」「吐く」だけでなく、吸い終わってから、吐き始めるまでの間に、切り替わる瞬間がありますよね?ほんの一瞬かもしれないけど、その切り替わる「吸うでも吐くでもない時間=止まる」を感じていく呼吸の事です。

【ヨガの呼吸法】クンバカ呼吸の効果とは?
クンバカ呼吸法の効果は、「集中力UP」とそれによる「安定した心」を維持する力を育てる事だと思います。
〇クンバカ呼吸による効果①集中力の向上
普段の生活で意識的に息を止めることはほとんどないと思いますが、無意識の間に止めている事ってありませんか?
例えば重いものを持つ瞬間に「ふんっ」っと息を止めたり、何かに没頭している時に知らない間に息が止まり、その集中から解放されたときに「ふう~」と大きな息をしていることがあると思います。どちらも、何かに集中している時に呼吸が止まりやすいと言えます。
この「クンバカ呼吸」は、呼吸をコントロールすることで、自分自身の集中力を意識的に高めて言う練習と言えます。
〇クンバカ呼吸に夜効果②安定した心を育てる
集中力が必要な場面で息が止まるという事は、言い換えば、何か一点に照準を合わせて他事には心が動いていない状態の時には、息が止まっているという事です。
つまり、クンバカ呼吸を習得することで、自分自身の集中力をコントロールできるようになる事になります。つまり、耳にしてしまう沢山の情報や、自分の周りで起きる出来事に対して、自分の心が揺れ動いて不安定になって同様しないような安定した心を育てることに役立てることが出来ます。
逆に言えば、焦っていたり、緊張したりしている状態で呼吸を止めてしまえば、どうなるが想像してみればわかりやすいのではないでしょうか?きっとほんの数秒息を止めただけで、顔が真っ赤になって苦しくなってくると思います。つまり息を止めることは、心が安定していなくては難しい事だと言えます。
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【ヨガの呼吸法】クンバカ呼吸のやり方
クンバカ呼吸は、上級者向けの呼吸と言われています。決して無理をせず、まずは苦しくない程度の時間から始めることが大切です。
クンバカ呼吸を始める前に
まずは、安楽座の姿勢で座り、腹式呼吸を5回程繰り返し呼吸を安定させます。5回程行ってゆったりと深い呼吸が出来るようになってから、クンバカ呼吸に移ります。
詳細はこちらをご確認ください
クンバカ呼吸の流れ
✔息を止めるときは、ぐっと力を入れて力みながら止めるのではなく、喉の奥をほんの少し軽く締めるような気持ちで止める
✔止めている間は、呼吸が身体の中を巡っている事をイメージしながらリラックスした状態で行う
✔最初は5秒、慣れてきたら7秒、10秒と時間を少しずつ長くしていきましょう。苦しくならず、リラックスを感じられる秒数に設定しましょう。
【ヨガの呼吸法】クンバカ呼吸で安定した心を育てよう
クンバカ呼吸を何度か行ってみると、自分の中の静けさに気が付く事が出来ると思います。普段の生活、例えば誰かと比べたり、忙しく時間に追われたり、やらなくてはいけないと思っていたことに押しつぶさ層になっていたり、、、そんな世界から少し距離を置いて外にばかり向いていた意識を内側に戻していくことで、本来の自分に気が付く事が出来ます。
本来持っている自分の静けさや穏やかさに気が付く事は、自分の周りの環境・周りの人・起こった出来事など様々な事があっても、いつでもその穏やかな自分に戻ることが出来る事を教えてくれます。どんなことが起きても、本来の自分は静けさを保った穏やかで平安な自分がいつもそこには在り、意識さえ向ければその状態に戻ってくることが出来るのです。
クンバカ呼吸をしてそんな自分を見つけてみませんか?最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント
みわさん、こんにちは😃
呼吸は、僕は生きていくのにとても大切だと思っています。
ヨガを学んで呼吸の大切さわかりました。
瞑想の時必ずやっています。
呼吸法、色々な効果あるんですね。
勉強になりました。
ブログ毎回読ませてもらっています。
また楽しみに待ってます。
ゆきさん、こんばんは。
呼吸を上手くコントロールすることで自分をコントロール出きるようになりますよね。
自分の状態によって使い分けていけると良いですよね☺️
こちらこそいつもありがとうございます!