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【ヨガ哲学ヤマ・ニヤマ】 タパス(苦行・自制)の実践で前向きに生きよう

生き方を学ぶヨガ哲学

こんにちは。ヨガインストラクターのmiwaです。
 「ヨガ」と聞くと、何を想像しますか?何だか難しそうなポーズを取る姿や瞑想する姿、ほとんどの方がそんなことを思い浮かべると思います。私も自分がヨガを知るまではそんなイメージでした。しかし、実はヨガには単にアーサナ(ポーズ)を取るだけのものではなく、日常を生きやすくする知恵や考え方などを学べるヨガ哲学(ヤマニヤマ)があります。

 今回はその一つ「タパス(苦行・自制)」についてご紹介します。

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【ヤマニヤマ】タパス(苦行・自制)とは?

タパス=苦行・自制

 タパスとは「熱」・「焼くこと」という意味があり、ヨガスートラには下記のように記されています。

浄化の行為タパス(の実践)を通じ、不純性が消滅し、肉体と感覚器官に超自然能力が生じる。(ヨガ・スートラ2章43節)

 こう書くと難しいのですが、日本語にも「熱心」という言葉があるように、熱い気持ちを持って取り組むことで「不純性=迷いや不安・必要ない悪習慣など」がなくなり、心と身体が鍛えられ必要な能力が備わりますと私は解釈しています。つまり、目標や目的のために自分自身をコントロールしていきましょうという事だと思います。

【注意】

【注意!】タパス=自分を傷つける行為ではありません

 よく、「タパス=苦行」と訳されていることから、「断食」や「滝に打たれる」などの修行を思い浮かべる人も多いと思います。それも含め、実際に「誰とも話さない修行」「灼熱の太陽の下で過ごす修行」「水の中で過ごす修行」などを行っている人もいます。

 「今どきそんな苦行をするの?怖い・・・」と私も最初は思いました。

 しかしヨガの八支則「アヒムサ(非暴力)」では、自分への暴力はしてはいけないと教えられている事から、自分の身体を傷つけそれを耐える行為がタパスではないと思うのです。

 実際に先ほどの行為は、行為そのものに意味があるというよりは、この行為を通じて自分の意志の強さを鍛えることにその目的があると思います。

 つまり、自分自身の身体や心を傷つける事は決してタパスではありません

こんな状態はNG!タパスの実践はできていますか?

こんな状態になっていませんか?
  • ダイエットのためにお菓子を辞めると決めたのにまた今日も手を出した
  • 毎日健康のためにヨガすると決めたのにもう1週間もサボっている
  • スキルアップのために勉強すると決めたのに本を買ったまま開いていない
  • 何の目標もなくただダラダラと生活している
  • なりたい自分はあるけれど、努力はしたくない

 こんな風に、自分の為に自分で決めたことをつい誘惑に負けてしまったり、サボってしまったりして経験は誰でもあると思います。ですが、これではいつまでたっても目標を達成することが出来ませんし、成長も見込めません。

 私にとってタパスは欠かせない存在です。私はすぐに「今日も疲れているからなあ・・・。無理して勉強するってことはヨガ哲学のアヒムサ(非暴力)にも反するし、「サティア(正直)」にも反するし。やっぱり今日もお休みにしてまた今度やろう」と、つい自分に甘くなりがちだからです。こんな時は、それって本当にアヒムサ?サティアなの?タパスをおろそかにしていない?って自問自答をするようにしています。

【ヤマニヤマ】タパス(苦行・自制)を実践する3STEP

①自分の在り方・目標・目的を見つける

 まずはなりたい自分や目標を自分が持つことがタパスの実践の第一歩です。それは人それぞれ違うと思うのですが、基本的に何でもいいのです。

 「医者になりたい」とか「登山家になりたい」など人生をかけた壮大な目標の人もいれば、「健康的な生活を送りたい」とか「穏やかな毎日を送りたい」など抽象的な自分の在り方のようなものでもいいと思います。

サティア(正直)を意識しよう!

誰かに言われたりやらされているものではなく、自分が本当に心からこうなりたい(こう在りたい)と思えることが大切です。

②何をすべきかを考える

 なりたい(在りたい)自分のイメージが決まったら、次はその為に何をするかを考えてみましょう。私の場合は、健康で穏やかな生活を続けたいと思っているので、毎朝のヨガと週二回のジョギングです。

  • 夜8時以降の食事は辞める(でも金曜日はOK)
  • 毎朝10分だけ早起きする
  • 週2回ジョギングに行く
  • 毎日筋トレをする

アヒムサ(非暴力)とアパリグラハ(不貪)を意識しよう

最初は目標を高く設置しがちですが、腕立て伏せが1回も出来ない人が毎日50回という目標を立ててもそれは自分への暴力となりかねません。欲張りすぎないことが大切です。

③自分との約束を守る

 そして最後に、自分の決めた約束を自分が守ることです。そしてこれこそが「タパスを実践すること」と言えます。

 ほとんどの人が目の前のことをコツコツと続け進めていく大変さは経験済みだと思います。様々な誘惑、色々とやらない理由と自分自身が戦っている状態はまさに苦行であり、自制している状態と言えます。タパスが「苦行・自制」と言われている理由は、この継続の大変さにあると思います。

タパス=自分との約束を守る事

【ヤマニヤマ】タパス(苦行・自制)の実践で得られる効果とは?

✔精神力が鍛えられる

 どんなに小さい事でも継続することはとても大変な事です。

 私たちには感覚機能があり、嗅覚がいい匂いをキャッチしたり、視覚が美味しそうなものを見たりと忙しく働いて時に心を動かし、行動を変えてしまう力を持っています。

✔8時以降は食べないって決めているのに、美味しそうなラーメン特集をTVで見たら食べたくなってきた
✔朝ヨガをすると決めているのに、布団が心地よくて起きられない

こんな風に頭ではわかっていてもついつい・・・なんてことはよくあります。

でも、そこで自分との約束を守る熱い気持ちが、そんな欲をコントロールすること出来るようになると、精神力が鍛えられてきます。

簡単に諦めない、辛い状態から逃げない、そんな精神的な強さが身に着いていきます。

✔自信が持てるようになる

 本当の意味で「自分に自信を持つ」には、実際に経験することなく得られることはないと思っています。何もしていなのに自信だけあるのは自意識過剰の状態です。

 タパスの実践によって、自分との約束が守れている事が、自分への信頼に繋がっていきます。これを毎日続けているのだから私なら大丈夫、と自分の経験に基づいた自信がついてきます。

 そんな自信が持てると、だんだんとステップアップしていくことも出来ます。私は今ジョギングを週2回程続けています。小さい頃から運動が苦手で、正直「走る」ことは大嫌いでしたし、恐らく最後にまともに走った記憶は中学生の体育の授業です。最初は少し走って、また歩いて・・・を繰り返していましたが、まずは3キロを歩かず遅くても走ることを目標にしました。それが出来たら次は4キロになりスピードも少し早くなりました。これらかもっと慣れてきたら次は5キロに挑戦しようと思っています。

 このような積み重ねが自分への自信へと繋がり、さらに新しい事にチャレンジする勇気を持てるようになります。

【ヤマニヤマ】タパス(苦行・自制)の実践で自分も周りも前向きに!

 私は現在、RYT200に挑戦中です。最初は、この年齢になって大丈夫かな・・周りは若い人ばかりじゃないのかな?とか、今の仕事や家事などと両立できるかな・・と不安が沢山ありました。でも、実際始めてみると、学びはとても楽しくて、毎回通うのが楽しみになっていました。さらに不安だった仕事や家事も、逆にはかどるようになり、おろそかになるどころかとか、時間があった時よりも上手く出来るようになっていました。

 さらに、そんな私をみて、主人が「前向きに楽しそうにスクールに通っているmiwaを見ていたら、自分も迷っていた仕事の資格、取ろうと思う」と言ったのです。とても驚きました。

 何かに夢中になって挑戦している姿って、自分にもいい影響を与えるし、さらには周りの人を前向きにする力もあるんだなと実感しました。これもタパスの効果の一つだと思います。

 そんなヨガ哲学も学んでみませんか??最後までお読みいただきありがとうございました。

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